韓流ブームと留学

ここ数年は少しまた関係が冷えてきていますが、一時期「韓流ブーム」というものが巻き起こり、韓国の文化というのが日本国内でも知られるようになりました。
特に韓国ドラマに魅了をされて、興味を持ったという人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
韓国ドラマを抜きにしても、焼き肉やキムチなどの国内でもおなじみの料理の本場であることや、美容関係に強い場所であるということもあり、韓流ブーム以降韓国に魅力を感じる人は多くなりました。
それでは、そんな韓国は留学先としては良い選択肢となるのでしょうか？

韓国に留学をするという場合、大きな目的となるのはやはり韓国語の習得です。
韓国語はグローバルな言語でありませんが、韓国と北朝鮮の言語を理解することができるようになります。（北朝鮮の韓国語は発音等に多少の違いがありますが、十分何を言っているのかは理解できるようになります）

また、韓国語の文字である「ハングル」についても、習得することができるでしょう。
ハングルは記号的な要素を持っている表音文字であるため、法則を覚えれば習得しやすい文字です。
そのため、韓国はそれほど長期の留学でないとしても、ある程度の効果を期待することができる留学先、ということになるでしょう。

韓国語の習得による目的は、やはり韓国文化をダイレクトに感じる事ができるようになる、ということです。
例えば韓国ドラマや映画なども、留学でしっかり聞き取れるようになっていれば字幕を付けなくとも直接見ることができるようになります。
吹き替えでは実際の役者の声や演技が分からず、字幕では情報量が少なくなってしまうという問題を解決することが出来、より深く楽しむことが出来るようになるでしょう。
もちろん、韓国音楽についても、歌詞が直接理解出来るようになるため楽しみが増えることになります。

韓国への留学方法

それでは、韓国に留学したいという場合、どのような方法があるでしょうか。
韓国への留学には「短期語学留学」「長期語学留学」のほか、ワーキングホリデーなどの方法があります。
ワーキングホリデーというのがどのようなシステムであるのかについては後述の「ワーキングホリデーにいこう！！」の記事の中で紹介するため、そちらをご覧ください。

短期留学の場合、留学期間は1ヶ月前後となります。
上記の通り短い期間であっても有る程度習得しやすい言語であるため、短期留学でも十分な効果を得られる場合もあります。

お隣でありながら、文化の違いが大きい国であることも、留学中の楽しみを増やしてくれることでしょう。
出来れば、現地で信頼することが出来る友人などの元にホームステイする形にするのが、言語を学ぶならば効果的です。