家が恋しい…ホームシックに陥ってしまったら

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家が恋しい…ホームシックに陥ってしまったら

家が恋しい、そんな時は

いくつで留学をするのかによっても、また感じ方には違いがあるものですが、これまであまり親元から離れたことがない、あるいは海外に滞在したことがないという人が留学をした場合、高確率で発症してしまうのが「ホームシック」という症状です。
ホームシックというのは、異国や異文化の地で生活をすることによって、家族や故郷の国が恋しくなってしまう状態のことを言います。
この状態になってしまうと、その場所での生活が苦痛なもののように感じられるようになってしまい、勉強にも身が入らなくなってしまいます。

これでは、当然留学の効果も低下してしまうことになるでしょう。
それでは、ホームシックになってしまった場合、どのような症状が現れるのか、またそうなってしまった場合には、どう克服することが出来るのか、という方法について紹介します。

ホームシックの症状として「何もしていない時に辛くなってしまう」というものがあります。
学校に行っている時などは周囲にも人がおり、寂しさのようなものは余り感じません。
しかし、家に帰って来て、例えば料理をしている時や、勉強をしようとしている時、誰もいない状況になってしまった時に、急激に寂しさに襲われるようなことがあります。
文化の違いや言語の違いから、孤独感が浮き彫りになってしまっている状態が、このホームシックです。

ホームシックの対策と解消

それでは、そもそもホームシックにかからないようにするための方法と、掛かってしまった場合の解消方法について考えます。
まずはならないようにするための対策ですが、これは人によって全く違っています。
勉強を必死にしていることが気を逸らすことになる人もいれば、逆にそうすることによってより一層寂しく感じてしまう人もいます。

ホームシックの対策として重要なのは「自分の性格」をしっかり把握しておくことです。
合わないことを無理にやろうとすることが、さらにホームシックを重くする原因となってしまいます。

それでは、気をつけていてもホームシックになってしまった場合の解消方法についてです。
これについても、やはり人によって感じ方に違いがあります。
例えば故郷の友人や家族に電話やメールなどで連絡を取り、孤独感を紛らわすのが良いと思う人もいれば、そうすることによってかえってそうしていない時の孤独感が強くなってしまう人もいます。

家族や友人など、特定の人との関係が薄いことが気になっているのではなく、文化が薄いことが気になっているのであれば、日本で見ていたテレビ番組などを見るのも1つの方法です。
幸いなことに今ではインターネットを利用すれば、日本のメディアも比較的簡単に見ることができます。