留学先はドコにする？

それでは、留学先を考える場合、どのような基準で行き先を考えるのが良いのでしょうか。
留学先を決定する場合に、まず重要となるのが「留学の目的」です。
留学と言っても語学留学だけではなく、ほかにも様々な留学の目的を考えることができます。
また、語学留学の場合にも、どの言語を学ぶために留学するのかによって、適切な行き先に違いが生じることになるでしょう。

それではまず、語学留学の場合の行き先の選択についてです。
学びたいのが英語である場合についてはアメリカ留学がおすすめです。前の記事においても紹介しましたが「アメリカ英語圏」で「できるだけ日本語話者が少ない場所」を選ぶのが良いでしょう。
アメリカ本土などではこういった条件に街頭する場所も多くなります。
アメリカ英語のネイティブ圏ではなくとも、英語を日常的に扱っている国というのもあります、そういった国を選択するのも1つの方法ではありますが、発音などについてはその現地の発音で勉強することになるため、注意するべきです。

そのことを考えると「今後どのような英語話者と対応したいのか」ということをベースにして行き先を考えるのも1つの方法となります。
例えばオーストラリアやシンガポールなども英語を話す国で、こういった場所との交流を今後中心にしていきたいと考えているのであれば、これらの場所で英語を学んでも問題は少なくなります。

英語以外での留学を考えているのであれば、学びたい言語圏から選ぶことになるため、選択肢は狭まります。
他にグローバルな言語としてフランス語（国連の共用語でもあります）などがありますが、フランス語のネイティブ話者は世界中に居るわけではなく、必然的にフランスが留学先として考えられることになるでしょう。

他の目的

それでは、語学留学以外での留学を考えている場合、どのような目的があり、その目的の場合にはどういった場所が良い留学先となるでしょうか。
まずは、「ファッション留学」のようなものを考えている場合です。
アパレル系で就職したいと思っている場合などには役立つ留学となるでしょう。

ファッションというのは、様々な国にあるものであり、どこのものが優れていると一概に言えるものではありません。
しかし、その業界で仕事をしたいと思っているのであれば、最新鋭のファッションが集まるヨーロッパ圏で留学先を考えるのが良いでしょう。
例えばフランス・パリなどはファッションの街と呼ばれます。

次に「料理留学」の場合です。
将来的にレストランなどで仕事をしたいと思っている場合に考えられる留学です。
こちらについては、学びたい料理の本場を留学先として選択する、という分かりやすいものとなるでしょう。