観光と留学の両立

留学をしたいと思っているものの、ここまで紹介してきたように「ガッツリ学びだけを優先したい」わけではない、という人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
勉強をしつつ、同時に観光や現地での暮らしを体験したい、というようなことを考えている場合です。
こういった留学というのは、必ずしも悪いものではありません、日本にいては学ぶことができないことが学べる、という点では真に留学の流れにある留学といえます。
それでは、そんな「観光」と「留学」の両方を楽しみたいと思っている場合に、人気が高い場所として「ハワイ」について紹介します。

「日本語話者の少ない場所で留学をするのが良い」ということを、これ以前の記事で紹介しており、その中で「ハワイは語学留学先としては良くない」というようなことを記述しました。
これについては、確かにその通りではありますが、だからといってハワイが全く留学の効果をなさない場所なのかというと当然そうではありません。
他の場所に比べると日本語話者が多い場所であることは間違いないものの、それでも海外であり、英語圏であり、言語の勉強になる場所であることは間違いないためです。

留学としての効果を向上させたいと思うのであれば、まず注意するべきなのは「日本人以外の友人を作る」ことです。
1人で留学をしている場合でも、同じくハワイで留学している日本人と友人になってしまい、結局日本にいるのと変わらなくなってしまう、というのは避けるべきことです。
できるだけ多くの現地の人と話せるような環境を自分で作っていくことが、ハワイでの語学習得の近道となります。

存分に楽しむ

留学に限ったことでは有りませんが、勉強というのは「目的」や「楽しみ」がなければ、上達していくことが難しいものです。
イヤイヤ勉強をしている、というのでは、身につくものも身につきません。
ハワイでの留学は「現地での生活を楽しむ」ということが、何よりの言語習得の近道となるでしょう。
幸いにして、ハワイにはレジャーの類が大量に存在しています。

こういったレジャーを楽しむと、同様のレジャーを趣味とする人との交友関係が広がることになります。
利用するレジャーはどのようなものでも構いませんが、出来れば1人だけでやるようなものではなく、他の人との交流が持てるようなものを選ぶようにしましょう。
その趣味を通じて、英語や文化の勉強をすることが出来るようになります。

そしてもう一つ、実は効果的なのが「自炊」することです。
自炊をするためには、道具や食品、調味料などを自分で購入する必要があります。
現地の店で買い物をするようにすることで、より実用性のある英語を学べます。